カタックの巨匠とドゥルパド〜インドの古典に通じるもの〜

先週末はインド七大古典舞踊のひとつ“カタック”の巨匠「パンディット・ビルジュー・マハラージ」の公演を見に行ってきました。

26年ぶりの来日、そして彼はすでに70歳を超えているということ。
こんな機会はめったにないだろうということ。
そして、巨匠と呼ばれる人のパフォーマンスがどんなものなのか、一度みてみたいという思いからでした。

b0196011_154655.jpg


彼が舞台に出てきた瞬間、今まで踊っていたダンサーとは全く違う、オーラのようなものにびっくりしてしまいました。
マハラージは年齢のためか、激しい踊りを踊ることはしないのですが、その存在感というのでしょうか、手先指先、そのたたずまいから、脈々と何代にも渡り受け継がれた光輝くものを感じました。
本当にとっても美しいのです。
単純に踊るという動作を超えた、それはそれは美しいなにかを彼の存在から感じたのです。

それは、天性の素質、そしていままでの過酷な練習の積み重ね。
そんなものを超えてしまうような、なにか特別なもののように私には感じられました。

インドでは時々、そんな特別な言葉ではいいあらわせない何かオーラーをもった人に会うことや、感じることがあります。
それは、人によっては神様というものかもしれません。

インドの文化で脈々と受け継がれているもの。
それは、舞踊や音楽はもちろん、私が魅了されている印度更紗の職人さんの仕事なども含め、その中には全て美しい何かが封じ込まれているように私は感じています。
それは、世代や時代を超えて、技術だけではなく、精神性として大切に受け継がれている本当に美しいものだと思います。

そんなインドの古典芸術の一つの音楽を毎年、バラナシに修行にいっているなおちゃんとカネコさんのドゥルパドのライブが今週の金曜日にkachuaであります。
ドゥルパドはインドでもとってもマイナーなものなのだそうですが、シタールやタブラの原点でもある本当に古くから伝わるものだそうです。

バラナシでの修行は師匠から口承で伝えられ、録音することもメモをとることも許されないそうです。とても厳しいようですが、それだけ、一対一。一瞬一瞬。に師匠から伝えられる大切なものなのだと思います。
5月に帰国したばかりのなおちゃん。
関西ではまず、最初のライブになります!
とっても楽しみです。
是非、お越し下さいませ。

小さなお店ですので、お席に限りがあります。
ご予約されるのをおすすめまします。

*liveにはブッタガヤの女性と商品を作るnimai-nitaiさんの新作のお洋服等もの展示されています。
是非、会わせてご覧ください。
b0196011_1331859.jpg

[PR]
by kamekachua | 2014-05-21 10:04 | 日々のこと
<< CALICO展-the ART... SANTULAN〜呼吸に合う服... >>