「インドの人は布上手」
今月号のku:nelさんにインド更紗の記事が掲載されています。 19世紀初期の素敵な木版更紗が表紙です。 中身はサリーやターバンに始まるインドの布文化について。 現在のインドの布を中心とした、手工業製品の現状と行方。 そして、私が滞在している地域の木版更紗の現状が16ページに渡って、たっぷりと紹介されています。 日本の文献で現在の私の活動している場所のことが書かれたものがなかなかないので、私にとってはとても貴重な資料。 記事の中にでてくる、デリーにある国立クラフトミュージアムの女性館長「ルチラ・ゴース博士」のことば。 「この国では、手仕事は富を持たない人が貧困から抜け出すための重要な要素になります。たとえ高等教育が受けられなくても、糸が紡げればお金を稼いでいくことができます。」 「日本や西洋の人たちがインドに惹かれるのは、自分たちが失ってしまったものがここにはまだあるからでしょう。今世紀はエコロジカルな側面からも手仕事に追い風が吹いている。この風がどうなるか。私は今後をとても楽しみにしているんです。」 私が感じていることと同じで、とても後押しされた気分になりました。 それと木版更紗の産地で有名な村、バグルー村でも草木染めだけの木版更紗を作っている工房は一軒とのこと。 それはやはり、草木染めの工程がとても手間隙のかかるものだからです。 これを読んでますます、パレイの村でのプリント職人のモーダンジーとの活動はとても貴重なものなのだなぁと感じました。 もし、インドの布文化に興味がある方がいらしたら、是非今月号のku:nelを読んでみてくださいね♪
by kamekachua
| 2012-09-26 14:53
| 日々のこと
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